Company 162 Mintera

katouseiji2006-12-18


Mintera

Optical


光という分野は、次のコアテクノロジーにはならないにしても、電気信号に変わる次の技術と期待され実用化され始めている。イスラエルでは光関連の会社が 1990 年代頃から 2000 年までの間に多く設立されるようになり、現在も成長を続けている。 Mintera 社は、光伝送装置の世界的なリーディングカンパニーである。


同社の装置の転送速度は、1990 年初めは、622 Mbps の 2.5 Gbps から、1990 年代後半の 10 Gbps、2004 年に 40 Gbps を達成するまでになった。革新的なのは、1990年当時の増幅器等を取り替える必要がなくこの速度を実現させている点。伝送速度を既存の技術の組み合わせで、技術革新を行うところに、彼らの革新に対する柔軟性を感じる。どのように実現させているかは ↓ ↓http://www.mintera.com/manswerpages/whitepapers/40g_deploypg1.htm


彼らが最初の段階で、何年スパンで技術を考えているのかは定かではないが、技術革新とコスト削減を実現化させ、事業として成り立たせる力技は流石だと思う。


また、 Mintera 社の今後の展望として、 EthernetXerox 社と DEC 社( 今は HP 社の一部門 ) が考案した LAN 規格とされるが、実質的な発明者で、3Com 社の Founder の Bob Metcalfe 氏が Mintera 社の ディレクターを努める。


彼は、「 コア DWDM のアップグレードが、メトロやバックボーンの超長距離で 40 Gb/sに動き出している。こうしたアップグレードでは Mintera が市場をリードしており、当社はすでにサービスプロバイダのネットワーク要求に数年先行して 100 Gbpsを用意している」と語っている。


個人的にだが、私の地元の浜松ホトニクスには微かな期待を寄せている。


Atrica : http://d.hatena.ne.jp/katouseiji/20060801
Flexlight : http://d.hatena.ne.jp/katouseiji/20060730
CyOptics : http://d.hatena.ne.jp/katouseiji/20060606


参照:Business WireLaser Focus World Japan 2007 年 10 月 18 日


( 2007年 10 月 19 日 )
English Here