Haifaの街 2

イスラエルのハイファは中東のシリコンバレーとしても知られている。
ハイファは、エルサレム・テルアビブ・ハイファの三都市間を囲む地域は、中東のシリコンバレーとよばれる。
イスラエルの科学者や技術者の創造力とイノベーション力は、世に知られており、ベンチャー・キャピタルには、アメリカ西海岸のシリコンバレーニューイングランド(ボストン)に次ぎ、ハイファは、三番目の投資先だという。
ナスダックに上場しているアメリカ以外の企業数では、イスラエルが最大である。
アメリカのハイテク企業は、イスラエルの人材に魅力を感じているのだ。
 「労働者1万人当たりの研究開発従事者」では、アメリカ90人、日本81人、フランス62人、イギリス40人といった水準に対して、イスラエルは何と160人。
 さらに、 「研究技術者1000人当たりの論文発表数」をみても、スイス50.2件、アメリカ30.1件、ドイツ22.7件、日本13.5件に対して、イスラエルは60.9件といずれも、イスラエルの数字が突出している。
といっても、実際にハイファの街に居ると、そういった要素は何も感じられない。
たぶん一部の人たちの交流が盛んで、そういうところにハイテク企業や大学研究所が集中しているからだと思う。