Haifaの街 1

ハイファは、テルアビブ、エルサレムに次ぐイスラエル第三の都市。
テルアビブの北約90Kmに位置し、北にはレバノン国境を控え、西はすぐ地中海、東はゴラン高原が広がる。

ハイファは、一世紀にローマ軍のヴェスパスィアヌスにより軍事駐屯地として造られた街であったが、十字軍に壊滅されてからは、表舞台に登場することもなくひっそりとしていた。19世紀にユダヤ人が入植、20世紀初頭に鉄道が開通したことによりこの町は再生した。(『地球の歩き方 イスラエル2002〜2003より』)

ハイファの街に着いたときは、かなり古い街のイメージを残した街並みがあり、「こんなところに ? ハイテク産業・・・」と疑いもしたが、カルメリットという地下鉄で一番上にまで行けば、新しい建物が並び、さらに街の南東部には、高層住宅のような住宅地が広がる。
郊外には、ハイファ大学、テクニオン工科大学とある。
ハイファ大学にある30階のエスコールタワーからの景色は絶景、ハイファ市内を一望できる。
テクニオン工科大学は、ノーベル賞受賞者も多く出す名門校である。
また、郊外には、山肌に隠れているが、イスラエル最大のショッピングセンターグランドキャニオン、山の西にはハイファモール。
この付近には、ハイテク関連の会社の建物が立ち並ぶ。

また、いろいろな人がいる。
ロシア系ユダヤ人、アラブ人、アフリカ系ユダヤ人等街を歩いていると、本当にいろんな人と出会う。
後でいろいろと聞いたのだが、いろいろな宗教や各宗教の少数派も集まっている街であると聞いた。
とにかく街はいたるところに坂があり、道がクネクネしている。
道を覚えるまでは大変だったが、慣れてしまえば、目印となる建物も多く、どこにいるかがわかりやすい。
ハイファ全体を考えると、地下鉄の一番上の駅、ガン・ハ・エム駅が町の中心に位置すると思う。