Company 133 Extricom

katouseiji2006-11-11

Extricom
Wireless infrastructure / Communications


今までの既存の無線 LAN システムというのは多くの課題があった。主なものとして、アクセスポイント ( 以下 AP ) 間の電波干渉、それによる無線端末移動中の音切れ・データ遅延、AP から離れた無線端末参加によるスループットの低下などがある。また、AP - スイッチ間のセキュリティがの問題などがある。


Extricom の無線 LAN スイッチと無線 AP では、ではこれらをすべて解決して、快適な WLAN 環境を実現してくれる。Extricom の特徴としては、 1 つのチャンネルを使うことで、電波干渉を極小化する。また、AP で行う接続処理や暗号化が不要になるため、とぎれない通話やデータ通信が可能となり、VPN に対するシームレスな移動通信性を実現する。


 今までの無線 LAN のシステムでは、オフィスを移動する際に AP が変化するため、通信が途切れやすかった。ただ、Extricom では独自のアルゴリズムを使い複数の AP を、仮想的に 1 台 ( 1 つのチャンネル ) として取り扱うことで、プラグ・アンド・プレイが可能になり、ネットワークの配置の変更、追加が迅速かつ容易になった。


 これは、電波が干渉するエリアが存在せず、端末からのパケットごとに、そのパケットの処理に最適な AP を自動的に選択する機能によって、常に一番強い AP からの電波を受信するため速度の低下が起こらない。セキュリティの面でも優れ、スイッチ間にも独自のプロトコルを設けて、AP へユーザ ID パスワードなどの情報を残すことがなくなる。


 日本でもすでに杏林大学などに導入されている。丸紅ソリューション ( 個人的にはこの説明が一番わかりやすかった・・・。 ) 、モバイルテクニカ株式会社 三技協 などでも同社の製品が販売されております。