Company 29 AeroTel

katouseiji2006-07-24



AeroTel Medical Systems

Telemedicine / Medical Device / Software


AeroTel Medical Systems は、モバイル医療機器の会社だ。1995年に会社が設立され、重病患者の負担を消し去る、取り除くことを目標にしている。通信医療の分野に乗り出し、医療モニターの分野で重要なプレーヤーとなりました。1998年には、在宅医療、通信医療分野を行うのに必要なものを全て提供できる会社となっています。会社紹介


私が小学生の頃は、田舎や過疎地などの遠隔医療を行う際は、結局は様々な設備を投資しても、コンセプトだけが先行し、その設備の説明をするような方法しかなかった。医療は、人の手を介するしかないと思う。


時代は変わり、無線通信やその周辺技術の発達により、一昔前言われていた、在宅医療がより現実的なものとなってきた。ただ、システムとして成立しても、制度として成り立つかはまた違う問題だ。医者不足、通信医療、遠隔医療、在宅医療、それぞれ違う問題だが、互いに関連しあっている。それぞれを一つの問題として考えつつも、全体を考えないと解決しない、現代に良くありがちな構造となっている。


難しいシステムを導入して、そのシステムを使うよりも、結局旧来の方法を使うほうが早いことは、現代にはとてつもなく多い。高度なハイテク器具を用いるよりも、経験豊かな医者が独りいれば、それで事足りると思う。ヘリコプターで医者が駆けつけること、ハイテク医療器具を用いること、離島・過疎地に経験豊かな医者がいることは、それぞれが、遠隔医療の方法論の一つとなる。


病院まで行く理由は何か。自分の症状が把握でき、効果的な治療をある程度自分で行えるようにできたとしても、それでも、私は医者の価値は大いにあると思う。自分の判断は、必ずしも正しくないし、自分の判断を越えることが起こったら、何もできなくなる。


ただ、定期的な診断が必要な場合、ある数値を一定期間管理し続けないといけない病気の場合、その器具が家庭にあるというのは、便利だ。まぁ、数値に限るものだけだが・・・。それでも医者に通うことは必要なように思う。医療機器は、健康機器でもある。適切なデータは、正確な診療を可能にする。患者の医療データは、たえずモニターされ、危険になったら察知し、適切なアドバイス、処置を電話で受けることができる。高齢者や、持病持ちの人も旅行先でも一先ず安心できるのかもしれないが、やはり人の手が直接介する医療はなくならない。


( 2007年 8 月 11 日 )
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